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日本酒の甘口・辛口は温度で変わる。ぬる燗で甘く感じる理由
ラベルの日本酒度は15℃を基準にした数字で、飲む温度は入っていません。甘さは体温に近い温度でいちばん強く感じるので、同じ1本でもぬる燗なら甘く、よく冷やせばシャープに感じます。温度で甘辛を調整する方法を書きます。

精米歩合60%で40%並み。サタケで見た「米の形を残す」精米
精米歩合60%の米が、40%まで磨いた米とほぼ同じだけタンパク質を減らしている。そんな展示を東広島のサタケ本社で見てきました。真吟と呼ばれる扁平・原形精米の仕組みを、展示の数字と公式資料、広島県の研究から整理します。
日本酒に賞味期限が無いのは法律のせい。目安は製造年月から1年
日本酒の瓶に賞味期限が無いのは、食品表示基準が酒類の期限表示を省略できると定めているからです。代わりに見る製造年月の意味、蔵元が公表する未開封の目安、過ぎた酒の見分け方、買い込んだ瓶の置き場所の分け方を書きます。
ラベルの生酛・山廃は、乳酸を足さずに育てた酒母の名前です
「生酛」「山廃」は生酒でも古い酒でもなく、酒母の造り方の名前です。乳酸を菌に作らせるか、人が足すか。酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の解説、国税庁の資料をもとに、速醸との違いと山卸の有無、燗との相性まで整理します。
にごり酒とどぶろくの違いは、「こした」かどうかの一点です
白く濁った酒の多くは、どぶろくではありません。にごり酒は酒税法上の清酒で、どぶろくは清酒ではありません。分かれ目は「こす」工程の有無。酒税法の条文と国税庁の通達、どぶろく特区の仕組みをもとに整理します。
山田錦が酒米の王様と呼ばれる理由は、粒と芯と産地にある
稲刈りの10月、ラベルでよく見る「山田錦」は何が特別なのか。兵庫県や加東市の公式資料をもとに、酒米に求められる3つの条件、1936年の命名、兵庫県が全国の57%を作る産地の事情、ラベルの品種表示の読み方まで整理します。
精米歩合の数字は、小さいほど良い酒のしるしではありません
精米歩合は玄米を削って残した重さの割合で、小さいほど高級という意味ではありません。国税庁の表示基準と、純米酒から規定が消えた経緯、広島発の扁平精米の話をもとに、数字の読み方を整理します。
生酒・生詰め・生貯蔵酒の違いは、火入れをどこで省いたかだけ
生酒・生詰め・生貯蔵酒、同じ「生」でも中身は別物です。違いは火入れ(基本2回)をどこで省いたかの1点だけ。国税庁の表示基準をもとに、覚えるべき答えと『要冷蔵』表示だけに頼らない見分け方まで整理します。
「醸造アルコール」を見て棚に戻すのは、まだ早いです
「醸造アルコール」の表記は水増しのサインではありません。国税庁の基準にある使用量の上限や、香りを引き出すために加える理由を整理し、選び方にどう活かすかまで書きます。
純米・吟醸・本醸造の違い、実はたった2つの軸で決まります
ラベルの「純米」「吟醸」「大吟醸」は、醸造アルコールの有無と精米歩合という2つの軸の組み合わせで決まります。国税庁の表示基準をもとに、8種類の特定名称酒の違いを整理します。
「とりあえず辛口で」をやめたら、日本酒はもっと美味しくなる
日本酒の「辛口」は実は辛くない。日本酒度の正体と、「辛口ください」の代わりに使える注文の言葉を紹介します。頼み方を変えるだけで、出てくる一杯が変わります。